絵本の作り方のご案内 |
絵本を作る時の基本的な事や注意していただきたいことなどのご案内です。
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絵本の本文のページ数
本文は4ページ1組で印刷しますので、ページ数は4の倍数にする必要があります。
12ページ、16ページ、20ページ、24ページ、32ページのようになります。
横長の絵を見開きにする場合は2ページ分使うことになりますので1枚の絵でも2ページとカウントします。
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絵を描く用紙
絵を描く紙ですが、水彩絵具を使う場合は水彩紙という水分に強く変形しにくい紙を使うといいです。
色鉛筆やクレヨンは水彩紙でも良いですし厚手の上質紙でも大丈夫です。
マーメイドという紙を使う方が多いようです。マーメイドという紙は紙面に凹凸があります。
とても風合いがあり良い紙なのですが、スキャンをすると凹凸の影を拾います。(下の画像)
補正で影は消せるのですが、薄い色を多用している絵は、補正で影を消すときに色まで飛んでしまうことがあります。
薄い色を多く使う絵の場合は、同じ水彩紙でも凹凸の少ない紙にした方が良いと思います。
画材屋さんに相談すると良いと紙を教えてくれると思います。
絵を描く紙のサイズはA3以下にして下さい。
作りたい絵本のサイズに近い大きさの紙にすると絵と文章の大きさのバランスもイメージしやすくなります。 |
スキャンしたマーメードです。凹凸が影になります。 |
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絵を描く時の注意点
紙面全体が絵になる場合は、天地左右に3o程度切り落とされる部分があることを考慮して描いて下さい。天地左右のギリギリの所に大切な物は描かないようにした方が良いです。
下書きの鉛筆の跡が残っていることがありますので残さないようにした方が綺麗に仕上がります。 |
赤線が仕上がり線です。赤線の外側が切り落とされます。 |
絵に文章を手書きで入れる時の注意点
絵に手書き文字や文章を入れる場合は、絵の上に直接書いてしまわない方が良いです。
文字・文章は絵とは違う別の紙に書いて下さい。
大きさの調整や曲がりを直したりするのは、スキャンして画像にしてから行います。 絵に重ねるのはレイアウト作業の中で行います。
絵の上に書いてしまうと、後から修正が出来なくなりますのでご注意ください。
また、絵の色の補正をした時に手書き文字も変化することになります。
絵と手書き文章は別々にすることをおすすめいたします。(絵は絵だけ、手書き文章は手書き文章だけ)
手描きの文字・文章でない場合は、ワード等のテキストデータで結構です。
書体やフォントサイズは自由にしていただいて結構です。
ご希望があればレイアウトする時にご希望のものに変更いたします。 |
絵本の表紙の注意点
絵本の表紙ですが、ボール紙に貼るための折り返し部分の寸法、塗足しの設定などが必要です。
表紙の印刷データの作成はKCプリントで行いますのでご安心ください。
表紙には折り返してノリ付するためのノリ代が必要なので下記の表紙サンプルのように仕上がり部分の外側に15o以上余分に描いて下さい。
絵に直接タイトルは書かないで絵とタイトルなど文字は別々に書いて下さい。
絵に直接書いてしまうと、位置の移動や大きさの調整が出来なくなりますのでご注意ください。
表紙は分かりにくいと思います。分からないことががありましたら、お気軽にご質問下さい。
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白い線が表紙の仕上がりラインです。白い線の外側部分がボール紙は貼るための折返し用のノリ代です。ノリ代として15o以上あった方が良いと思います。
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ご入稿の場合
ご入稿は絵と文章と簡単なレイアウト見本の3点をご入稿下さい。
簡単なレイアウト見本とは、絵と文章の位置関係と文字の大きさのイメージが大体わかる見本です。
コピーした絵の上に文章を切り貼りしてあるというもので十分です。
レイアウト見本を参考にして原稿を作り、校正、ご確認をしていただきます。
(スキャナーをお持ちでない場合や、お持ちでも性能の悪いスキャナーの場合は絵をお預かりしてスキャンいたします。1点当たり100円ですのでお申し付けください。
絵は大変貴重な作品ですので、梱包にご注意いただき、宅配便でお送りください。
郵送は誤配や破損などがあり、危険ですのでおやめください。
また、「水濡れ厳禁」「角当て注意」など取扱い注意としてお送りください。
スキャナーをお持ちの場合は、絵を画像データにしていただいても構いません。
取り込み解像度は350dpi~400dpi(pixel/inch)あれば大丈夫です。
拡大する必要がある時は解像度を高めにしておくと拡大による劣化が防げます。 |
分からないことがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
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